デザイナーのベーコンです。
今月発売の特殊印刷・加工事典をびっくりドンキーで読んでいます!
特殊印刷・加工事典読んでる。
これ、上司がいない僕みたいな野良デザイナーにぴったりな情報だらけだわ。表紙が黒くてかっこいいなと思ったけど
デザイン本って黒い本少ないよね。
でも「特殊印刷ならかっこよくできるんだぜ!」というメッセージが込められている気がする。 pic.twitter.com/1xcIwbwTBr— ベーコン@ブログとデザイナー→2019出版 (@dogdog464646) September 28, 2019
表紙めちゃくちゃ、かっこいい。
これ、なぜかっこいいと思ったのかよく考えてみたら
デザイン本にめずらしい黒い表紙じゃないですか
黒ってネガティブとか暗いイメージもあるけど、特殊印刷(蛍光のインクが使われています)を使えばかっこよくできるんだぜ!というと言うことを伝えたいんだなと思います。
まんまとひっかかったデザイナーがレビューします。
この本を読んだほうが良い人は
・お客さんや上司に提案することのあるデザイナー
・特殊印刷を普段使わないデザイナー
・工作や紙好き(こういうのワクワクするよね)
・最新の印刷技術を知りたい人
かなと思います。
今どきのデジタル印刷だと少部数特殊印刷を使えたりするのでグッズ制作に使うのも楽しそうだなと思います。
新しい特殊印刷の世界を覗いてみましょう〜
特殊印刷・加工事典[完全保存版] デザイナーのための制作ガイド&アイデア集とは
デザイナーのための制作ガイド&アイデア集
読んで“ワクワク”楽しめる
特殊印刷・加工の見本が豊富に揃っている!日々進化する印刷方法
最新の印刷方法とコスト・時間・データの作り方がわかる!印刷が好きなら知っておきたい
基本から応用まで、印刷の知識を完全網羅!Special Chart
どんなイメージの印刷物を作りたい?
チャート解説であなたの使いたい印刷・加工がすぐ見つかる!どんな頼み方をすればよいのかわからない…
どんな印刷になるのかわからない…
そんな悩みが解消します!
オドロキとワクワク、「特殊印刷・加工」の決定版ガイドブック!【本書の対象読者】
・これから特殊印刷・加工について学びたい人
・新しい印刷のアイデアを見つけたい人
・プロのデザイナーとして特殊印刷・加工を使いたい人
・グッズ制作など個人の印刷に活用してみたい人
・印刷が好きで知識として身につけたい人引用ここまで
簡単に言うと特殊な印刷の種類や紙が載っている本です。
一般的な
・箔押し
・型抜き印刷
などの他、聞いたことある印刷手法のほか、
聞いたことない、(予算上)一生使うことないけど楽しそうなのでいつかやってみたい印刷手法の使い方、予算、作る手間などなどが書かれています。
▼有名な箔押しなどの事例と金額
▼型抜印刷の事例
作る手間、予算が書いているのでデザイナーにも役立つし、工作気質みたいな人にはワクワクするような特殊印刷の事例がたくさん載っています。
○○な特殊印刷が載っているのがポイント
特殊印刷、紙の種類が載っている本あんおで、読んでいて「うおおお」ってなったポイントがありました
それは
最新の印刷技術について書かれていることです。
印刷技術だって昔とは違うんです。
webばかり発展してきたわけじゃないんだぜ!
昔はできなかった特殊印刷があったり、最近の機械だと少部数で刷れる特殊印刷なんてのもあるんですよ。
つまり、
・イベントのグッズ用に数十部作ったり
・プレゼントのために印刷したり
することができるんです。
楽しそうじゃない?
最新の印刷技術だと、○○ができる…みたいな話を読んで僕の中の「ガジェット大好き」的な気持ちが揺さぶられるのを感じました。
グッズ作りたい〜!!!!
今どきの色校正を知れる
正直、僕のような広告代理店から仕事をもらわない系の、野良デザイナーは色校正の機会が少ないです。
でもたまにやるんですよね。
そのときにうまくやる方法、常識をもう少し知りたかったのですごく嬉しかったです。
だってさ、人に聞くの恥ずかしいじゃん…
しかも人に聞いても印刷業界って、昔の情報だらけなので最新の情報を知れることはものすごい価値だと思います。
まとめ 特殊印刷を知るとこんな良いことがあります
デザイナーのみなさんへ
もしあなたが僕のようなお客さんと直の仕事が多いデザイナーなら特殊印刷、色校正の機会は少ないのかと思います。
でも、たまにやりたいよね、特殊印刷。
特殊印刷の技術、予算をなんとなく知っておけば、いつかやる機会があるかもしれない。
提案の幅を広げるための勉強をしておきましょう!
予算的に無理なときは、相変わらずいつものように「自分で折ったらタダですよ」と言ったり就労継続支援B型のような施設にお願いして加工をしたりしましょう!(僕も自分のお菓子屋のポップを切って商品に貼ってもらっていました)
どうにかして、良いものを作るそれが私達のプライドでもあるはずです。
と、いいつつたまにやりたいよ、本物の特殊印刷!
この本にワクワクしたみなさんへ
工作ってワクワクする
そんな気持ち昔あったのを思い出させてくれたのがこの本でした。
ハッ!だからこの恐竜の表紙なのか!
子供の気持ちを思い出させる作戦…!
まんまとひっかかりました。
まあ、乗っかりましょう、せっかくだからワクワクして特殊印刷の世界を楽しみましょう!
自分じゃやれなくても見てるだけでも、解説を読んでるだけでも楽しいよね。
はんこっぽい印刷とか、ザラザラする系の印刷って。
追記 この本のカバーの作り方が載っている!
この表紙良いなーと書いたあとに気づいたのですが、このカバーの作り方(どんな特殊印刷が使われているか)が解説されているんですよね。
そういう今どきのコンテンツ(裏側も楽しめる)で作られているってのもこの本の好きなところです。
印刷会社から冊子とかもらっても難しすぎるのよ。
実物(写真)と一緒に文字で解説してくれないとわからないよ…
↑そんなことを思ったデザイナーにもおすすめです!