デザイナーのベーコンです
2020年10月に発売するSONYの小さなフルサイズミラーレス一眼カメラα7Cを札幌のソニーストアで触ってきました。
Α7Cを触った感想は「小さい、軽い」とたくさんの人がレビューをしているとおりです。
画質やサイズ感などについてはいろいろな方がレビューしているので、今回はα7Cの手ブレ補正性能についてをメインに書いていきます。
後半ではソニーストアの人に聞いた、詳しい手ブレ補正の話や最近話題の、ジャイロ情報を使った手ブレ補正についてもまとめました
α7Cの手ブレ補正はどのくらいの効果?
動画でレビューしたので見ていただければと思います。(貼り付けておきます)
再生すると最初のトークを飛ばして、a7cで撮影した動画から始まります(ソニーストア札幌で撮影)
ちなみにカメラをそのまま持って撮影したパターン以外にシューティンググリップを使って撮影した映像もあります。
※シューティンググリップはただの棒です。ジンバルではありません、でも使ったほうが明らかに安定しますね。
SONYストアで聞いたα7Cの手ブレ補正性能の話
SONYストアで雑談として店員さんから聞いたのですがα7Cの手ブレ補正は「動画用と言うより静止画用なんじゃないか」とのことでした
つまり、a6600とかα7系についている手ブレ補正と同じくらいだということなのかなと思います
zv1やα7siiiのような動画に強い手ブレ補正はついていないとのことでした…ガーン
α7Cって小さい動画用のカメラって言われてたからさ、正直α7siiiのような強い手ブレ補正を期待していたよね…
α7Cの手ブレ補正性能をパワーアップさせる裏技
でも…実はα7Cの手ブレ補正性能をアップさせる方法…あるんですよ。
最近ドリキンさんのYouTubeでみて知ったのですが、SONYの無料ソフトカタリストブラウザーってやつを使うと手ブレ補正が軽減できます
SONY Catalyst Browse https://www.sonycreativesoftware.com/jp/catalystbrowse
zv-1とかについている強力な手ブレ補正(アクティブモード)は、数%画面が狭くなるのですが、これをソフトでやるようなイメージなのかなと思っています
Catalyst Browse「手ブレ補正」のモード
ただ、例えば違うカメラの動画をこのソフトに読み込んでも「手ブレ補正」のモードは出てきません
あくまで、ジャイロ情報を記録しているときだけ「手ブレ補正モード」が使えます
α7Cをカタリストブラウザーで手ブレ補正した結果…
iPhoneやGoProなどと比べるとぜんぜん良くないのですが、使えるレベルになった!という印象でした。
外はGoProってわきまえればいいのですが、たまには画質良く撮りたいですよね
家の中で撮る人など手ブレ補正を重視してない人も多いですけど、僕としては、犬散歩をたまには高画質で手ぶれ少なく撮りたい
実際、iPhoneやGoProの手ブレ補正って本当にすごいです
SONYストアの人も、このカメラは軽いんで外ではジンバルに乗っけるのが良いじゃないんですか?と言っていました
正論すぎる。
たしかに、この重さだったらうちにある720g制限くらいのジンバルにも載せられます
でもなあ、ジンバルって本当になめらかに撮れるんですけど、めんどくさいんですよね
そこまで気合が入っていない撮影のときもあるじゃないですか
そうなるとある程度の手ブレ補正が必要なんですよね
僕の使っているジンバルです、かなり効きます
カタリストブラウザーで手ブレ補正した時にかかる時間が結構多い
ちなみに手ブレ補正をソフトでやると
MacBook Pro16インチ2019年モデルで
3分の動画で10分の変換時間がかかりました
3倍です
10分の動画なら30分
そして、ファイル数が多い場合は、一つずつやらないといけないのでつきっきり…
SONY α7CよりPanasonicのS5の手ブレ補正のほうが優秀な気がする
まだ発売日前ですが、PanasonicのフルサイズS5の撮影映像をYouTubeで見るとかなり手ブレ補正できるている気がします。僕もPanasonicの一眼レフG8を使っていますが、ミラーレス一眼にしてはかなりがんばっていると思います。
手ブレ性能はたしかGH5と同等だったと思います。
うーん、予約キャンセルしてS5にするか迷っています。