デザイナーのベーコンです。
Photoshopレタッチ・加工アイデア図鑑いいじゃん!
昔からこういう本は出ていて、表紙は犬のことが多いよね、僕もPhotoshop加工図鑑系の本は買ったことありますのでどう使うと効果的かというのがわかるのでレビューしていきますね
Photoshopレタッチ・加工 アイデア図鑑[第2版]
しかも同じような本でも昔より進化している、変わっている所もあると感じましたのでそのあたりも後々紹介していきます。
↓僕が⑧年前くらいに買ったのはこの本です
その他にも、こういうPhotoshop系テクニックを学ぶためにMdnをよく買っていました。
未だに勉強になるし、というか今のほうがこの本を活かせる気がする そうかー、こういう本の「動画版」があれば今の自分には活かせる気がするなあ(最近動画制作をやっているので勉強中なんです)
この本を買うと幸せになれる人
本を開くとまず書いてあります。
●本書の対象読者
・これからPhotoshopのレタッチ・加工を学びたい人
・Photoshopのレタッチ・加工の制作に自信がない人
・1冊であらゆるジャンルのレタッチ・加工のスキルを、一気に学びたい人
うんうん、わかります。
僕の意見を追加するとこういう感じかな
●本書の対象読者(ベーコン編)
ベーコンです
・Photoshopでかっこいい画像を作りたいし、それを考えるとワクワクする人
・ネットで勉強するのもいいけど、高品質のレタッチをまとめてたくさん学びたい人(またいざと言う時に辞典として使いたい人)
・ネットじゃわかんないんだよぉお!Psdデータを開いて勉強したいよおって人
僕も昔Photoshop学んでいる時にこれ系の本に出会って、すごくワクワクしたんですよね
Photoshopすごいじゃん!しかもそのレシピが公開されてるじゃん!と
なのでこの本を買う時にワクワクしたら買いだと想っています。
あと、PSDデータが付属(ダウンローできます)ってのもポイント高いなあと思います。
最初に言っておきたいこの本を買うときの注意点
そうそう、最初に言っておきたいのは、本ってすべて読まなくてもいいのでは?ということです。
コチラの本は2450円+税、結構お高いですよね。
でもさ、これ、辞典だから全部勉強しなくても大丈夫なんですよ。
2450円で技術をいくつか勉強できたら、また「Photoshopってこんなことできるんだあ」って頭の中に入れとくだけでいいんじゃないかなあと僕は思います。
この本の技術全部手に入れてやる!
なんてハードルを上げるとむしろ嫌になってしまうんじゃないかと思うんですよね
30代も後半に入っても未だ勉強中の僕としては「ハードルを上げすぎるやらなくなる」のがわかっているので(仕事で課題として出されたらできるときもあるけど、自己管理の勉強なんて特にむずい)どれだけハードルを下げれるかが最近のThemeだったりします。
読んでみた感想
一応プロのデザイナーの僕ですが、読んでみて思うのは、「すごい、勉強になるなあ…」です。
あと、「これって、そうやってやってるのね!」とか「それそれ!やるわ〜確かに当たり前にやってるけど丁寧に説明してくれてPSDデータつけてくれたら嬉しいか〜!」とかね
僕もデザイナーとしてずっとやってますけど、できないこといっぱいあるんですよね。
僕はどちらかというとレタッチをいっぱいやってきた方じゃないので、めちゃくちゃ学びがあると思いました
なにを言いたいかというと、デザイナーと言ってもいろんな人ががいるので、これ全部できるようにならなくてもいいし、でもやってみたかったら一つでもできるようになっておくと得、ということです。(せっかくこの記事を読んでるあなたへ、チャレンジのハードルを下げたい話です)
実際、僕も仕事で必要で覚えたレタッチが載っていたりしました
たとえば、こういうのはよくやりますね
Photoshop系の本が昔より進化してる所
読んでて思ったもう一つ、似たような本はあったけどちゃんと2020年版にアップデートされてるなと思ったところを書いておきます。
psd配布の方法
Photoshopのテクニックを知りたくて月間Mdnをよく買っていたのですが、当時はCD-ROMでデータが入っていました
あれがとにかくめんどくさくて、MdnのCDを開けた確率って60%くらいじゃないかと思っています(僕調べで僕の場合ね)
ネットでダウンロードできるのは助かります
今のPhotoshopに合わせた技術
Photoshopって毎年大きなアップデートしていて、便利な機能が追加されているんですよね
特に最近のAdobeは「新機能より、使いやすさと」、「現場が求めてる新機能」みたいな感じなので絶妙な新機能があったりするんです。
例えばこのパペットワープ、使ってます?
簡単に表情や人物の動きを変えることができるパペットワープ。
手動でやるには大変なこともAIのおかげですごく楽にできたりします
※パペットワープはCS5からあるみたいですが、機能が進化しています。
トレンドのデザインを抑えている
目次を見ると「SFのレタッチ」ってあるけど、20年前の未来って今だからね
ちゃんと今の時代に合わせたデザイン&レタッチ作例で紹介されています。
まとめ
読みながら、「自分のやったことあるレタッチ」、「これは作るの難しいな…」というのをメモをして、後で見返してわかったのは「夢のある作例、現実にすぐ使えそうな作例のバランスがいい本」なんだなということでした
確かにAmazonのページにも書いていました
●あらゆるテクニックがそろってる!
・コラージュを使った楽しい作品が作れる!
・トレンドの画像加工が簡単にできる!
・ハイクオリティーな作品が作れる!
・肌を綺麗に見せる定番のレタッチ
・風景を魅力的に見せるテクニック
・魔法のような世界の作り方
・SFのような未来の都市の作り方
・図鑑に出てくる立体図の作り方
書いてあるとおり、あらゆるテクニックがそろっていました。
それこそ僕がやることのある、選挙ポスターや街のパンフレットの仕事で使える肌のテクニックだったり、風景写真をよく見えるようにする技術(街系デザインは街の特徴のある風景写真を使いがちなんです)という現実的なテクニックから
これ、ミスチルのCDジャケットの仕事するときしか使わなそうなテクニックじゃん…という夢のあるテクニックまで載っていました
まあそういう夢のあるテクニックを手に入れた人が、ミスチルのCDジャケットを作っているんでしょうけどね。テクニックが先だ。
実際夢のあるテクニックも、友達のCDジャケットに使ったり、今ならTwitterで発表したり、そこから得た技術でYouTubeで解説してみたりだと技術はいろいろな活用方法があります。
未来のためにコツコツと学ぶためにとてもいい本でした。
昔、買ったときより今のほうがもっと深く学べる気がします、勉強します!