デザイナーのベーコン(@dogdog464646)です。
3年前の2月23日にレイアウト・デザインの教科書が発売しました。
もう3年も経ったのか、いやまだ3年なのか、という感覚です。
ここ最近もAmazonの謎のジャンルで1位になっていて「ベストセラー」のタグが付いています。
このオレンジ色のタグが付くとかっこいいよね。
著書の一人、私ベーコンが、
・レイアウト・デザインの教科書の販売部数
・電子書籍版が売れてる理由
・海外版の発売について(数カ国あります)
などについて書いていきます。
レイアウト・デザインの教科書は最初売れなかった?
当時から思っていましたが、レイアウト・デザインの教科書は、すぐに増刷するタイプの本ではありませんでした。
改めて振り返って数字で見てみても徐々に売れていった感じがします。
そう考えるとTwitterで見る「発売当日に増刷しました!」というタイプの本は本当にすごいです。
今見たら最初の重版は発売から3ヶ月後の5月下旬でした。
画像
「重版決定しました!」というメールが編集者さんから届いていました。
そして過去のメールをさかのぼって販売部数を確認してみます。
レイアウト・デザインの教科書の販売部数
発売日 2019年2月末
・2刷 → 2019年5月
・3刷 → 2019年12月(発売から10ヶ月でやっと!!!)
・4刷 → 2020年6月
・5刷 → 2020年9月 ここで累計約1万部
2020年9月には目標としていた1万部を達成しました。
ただしこれは、電子書籍合わせての部数です。
この時点で大満足です。
編集者さん的にも、2300円以上するデザイン書(安い方ではないですよね)というジャンルとしては、かなり売れているとのこと。
ただここからもまだまだ重版は続きます。
・6刷 →2021年1月
・7刷 →2021年3月
・8刷 →2021年8月
発売から1年半くらいたった頃。電子書籍と合わせて約2万部を超えました。
そして2021年12月に9刷目!
これはいつもより多めの数の重版になりました。
合計部数の詳細は聞いていませんが国内では、紙と電子書籍合わせて2万5千部くらいになってるかと思います。
目標の1万部を大きく超えるとは…!
海外版のいろいろ書きたいのですが、力尽きたので次の記事で書きます、夢あるんすよ…!
追記:あれからもっと増えて10刷を超えたよ…2024年に新しい海外版も発売されたよ。
電子書籍版が売れてる理由
売れている理由のひとつなのですが、発売からしばらく経った頃から、半額セールが行われるようになりました。
もし紙じゃなくて、電子書籍版でも良い方は半額セールを狙って購入するのがおすすめです。
Amazonでも数ヶ月に1回、長くても半年に1度位は半額になっているイメージです。
ちなみにこの記事を書いている今日も半額中です。
注意点として、スマホで見るにはちょっとつらいです。
AmazonのKindleだとパソコンでも見れるので、パソコンか、タブレットで見るのをおすすめします。
個人的には雑誌やデザイン書はパソコンでも見づらくて(キーボードがある分、目との距離があるというか)タブレットが一番見やすいです。僕はiPadで見ていますが、Kindle端末は安いのでおすすめできます。10インチ以上がいいかな。
▼こういうやつね、6月か7月に割引のセールがあるからそのときに買うのがおすすめ。
まとめ なぜ売れているのか
というわけで、レイアウト・デザインの教科書が長く売れ続けてるというお話でした。
最初に、バーっと売れて止まる本も勢いがあってかっこいいと思うけど、長く売れる本になったということは、教科書的に使われる本なんだなと思います。
実際に札幌の知り合いが「うちの姉が職業訓練校に通っていて、そこでレイアウト・デザインの教科書が使われてたよ」と教えてくれました。
教科書に使われることで部数もたくさん出ますよね。
通りで、ここ連日Amazonでベストセラーになっているわけだ。(もう1週間位ずっと、特殊なジャンルで1位)
最後に「私」の本について、相談したこと。
2019年、本が発売したとき編集者さんに相談したのですが、この本って共著ですけど、なんて言って紹介したら良いのでしょうか?
と、言ったら編集者さんはこう言いました(ちょっと違ったらすみません)
「ベーコンさんも著者のひとりなので、自信を持って著者と名乗ってください」
この言葉がなかったら僕はこんなふうに宣伝してたと思います。
「この本にちょっとだけ参加させてもらったベーコンです」
「1章と4章を書いたベーコンです、ページ数でいうとうんたらかんたら…」
あのときの編集者さんの言葉があったので、ここまで自信をもってPRすることができました。
この本をネット上で宣伝してるのは僕が多く(それが自分の役目だと思っています)そのときに弱気になるとよくないですからね、どうせ賢くないのでバカらしく思いっきり宣伝しよう!と思ったのが少しずつ繋がってこの結果なのかなと思っています。
もちろん、本がよくないと売れないんです。
ただ、それを広めるきっかけとしてはなかなか貢献できたのではないかと思っています。
もう二度と本を書きたくないと思ったけど、あの頃ほかにも出版依頼を頂いてましたが、今また新しい本を書けるように勉強しているこの頃です。
発信は得意です、ぜひご依頼ください!
最近、ブログも書き始めたよ