デザイナーのベーコン(@dogdog464646)です。
ベーコン
札幌在住のグラフィックデザイナー。
著書 レイアウト・デザインの教科書(SBクリエイティブ)
犬のYouTubeは登録者11万人超え、2024年も音楽制作をやっていきたい、あとデザインブログもね。
Adobe MAX2023出演、Canva公式クリエイターだよ!月30個くらい無料で使えるデザインテンプレ作ってるよ!
DTP TransitセミナーやCSS Niteを主催している鷹野さんのセミナーに行ってきました!
久しぶりに学んだことをまとめることにしました。
- 印象的だったこと
- これはいいな!
と思ったことをまとめてみます。
(じゃないと一生まとめられない!まとめる自分のほうが好き!アウトプットこそ記憶の定着になるし)
日時は2023年10月23日、場所は札幌駅北口の近くの貸し会議室でした。
内容は3つに分かれていて
です。
まとめてみると今回のレポートはほぼ1ですね。2と3は最近情報を仕入れていたジャンルだったので、レポートは少なめです。
1.ユニバーサルデザイン(色覚表現)
赤と緑が同じ色に見える人は○%いる
・赤と緑が同じ色に見える人は○%いるみたいな話はよく聞くが、実際の仕事でそこまで意識していないので考えるきっかけになった。
調べたところ、日本人では男性の20人に1人、女性では500人に1人の割合いるらしい。
ロゴなどの長く使う仕事では、色覚バリアフリーを意識するといい
たしかにね。あと打ち合わせで「今回は情報がきちんと伝わるように色に配慮しましょう」と言うことで仕事の幅が広がる。毎回できなくても広い範囲の人が使うもののときはしっかり配慮したい。
書きながら思ったけど、これをどこまでやるかは難しい。
デザインは設計する段階で考えることがたくさんあります。
見た目と依頼人からの反応、依頼人の夢、売上を上げることすべてをうまくやるのはただでさえ難しい。
さらに色のことを考えるのは慣れないと難しいなあと思う。
あとは、デザインって際どいほうがかっこいいことも多いですよね。
と、思いつつもセミナーの事例にあった看板などの仕事をする時は、色についてもう少し意識するといいと思いました。
僕の仕事でありそうなのは、食品のアレルギー表示とかかもね。(大抵白黒ではあるのですが)
ワークショップ
後ろの席の人とワークショップ。楽しかった。自分のセミナーにも取り入れたい。
あと後ろの方がシンプルにいい人だった。
考具の話
考具が大好きなので、楽しかった。
好きって言ったけど、そんなに読み込んでないので久しぶりに読んでみようと思う。
そんな気持ちになるだけで楽しい、自分の好きなものをもう一度楽しもうと思う気持ちね。
雑学が楽しい
人生はドーナツみたいなもの
みたいな雑学が2時間以上のセミナーの満足度を上げるんだなと思いました。
刺さらなかったらただの雑談だけどね‥面白かったです、自分も面白い雑学を取り入れていきたい。
Illustrator、 Photoshopでの色覚 シミュレーション(Mac OSでもできる)
シミュレーションできるよって話。OSでできるのは知らなかった。
いらすとやは色の配慮がされてる。
僕は「いらすとや」という存在自体が好きなのでで盛り上がった。
いらすとやは、みんなが使ってるからこそろ、私達デザイナーは使いづらいけど表現としては本当に使いやすいですよね。なにをしているのかがわかりやすい。
「いらすとや」が色に配慮していて盛り上がった。
「いらすとやでも配慮している」というより、「いらすとやはそのような配慮もして作られているから世界を取った」と個人的には思いました。
と、思って調べたら検証している人がいた!しかもいらすとやの中の人からのコメントも有り。
参考の本を買おうと思った
真島さんの本、買います!
最近は積読も多く買うタイミングを失っていたけど、ここで買うしかない。
一度、頭に入れて全体を把握しておくといいと思いました。
Adobe Creative Cloud 最新動向
ChatGPTの歴史や、Generative AI=Gen AI=生成AI
改めて聞くChatGPTの歴史の話も面白かった。
確かに僕らが使っているのはChatGPT3.5や4だけど、ChatGPT2もChatGPT1もあったわけだと思うと、興味が湧いてきます。
Generative AI=Gen AI=生成AIという略の解説も「略語だよなあ」となんとなく思ってたのが頭の中で形になったのがよかったです。
ChatGPTがエラーで架空のお店をおすすめしてくれる件
ChatGPTがエラーで架空のお店をおすすめしてくれる件は、「今しか楽しめない」と思っているので、個人的に推したいと思った。
僕たちの年代が「VHSとベータ?」の争いを実際見たことがありません。でも上の年代の人達はVHS・ベータの戦いの話好きだよね。
そんな感じで、僕も将来「ChatGPTって昔はすぐ妄想するやつだったんだよ」って教えてあげたい。
Illustratorの生成再配色について
「期待しているけど、まだうまく使えない、みんなどうしてるんだろ?」と思っていたところだったのでタイムリーだった。
まだ発展途中と聞いてもう触るのをやめた、次バージョン待ちます。
Adobe Fireflyのテキスト効果について
これも「使い道が難しい」と言っていて同意。
「うまく使いこなす選手権」が必要だと思う。
Illustratorのフォントの置き換え
2023年11月時点では英語しか対応していない。
会場は沸いてたけど、「英語しか使えないと使い道がないんだよな」と試してもいなかった。
でも実際、使っているのを見ると、
・画像化されている文字を
・同じ場所、同じ大きさでフォントに変えてくれる
たしかにそれは価値があるなと思った。
同じ場所、同じ大きさ、そうそう!そういうのが大事なんだよね。
同じ大きさにするのも、同じ場所に配置するのも手動でやれば一手間。
AIでやると楽なので、その分他の作業をすることができるのよね。手動は疲れます、8時間やると疲れます。Mac捨てたくなります。
まとめ
色覚については、知らないことが多く勉強になりましたし、本も買うきっかけになりました❗
またセミナー全体として、ワークを入れたりためになる話を入れて、味を変えて飽きを防ぐ仕組みがあるんだなあと改めて勉強になりました。
たしかに島田紳助も、年齢が上がると笑いと情報のバランスを変えて話をすべきだと言っているを思い出します。お笑い芸人でなくとも、キャラクターや年代によって話のバランスを調整していくことが大事という話を思い出しました。
島田紳助いわく…
20代は100面白いことを話してもOK。でも30代になったら話す割合として20〜30%は「人が納得すること」や「情報」を話すべきと主張。40代になったら50:50。
50代では20:80になり、60代では0:100ぐらいでよいとしていたという。
※芸人さんの話ね、笑いより情報量を増やしていくのが大事。(タレントとして生き残るためにって意味だろうね)