デザイナーのベーコンです
ぼくは会社設立freeeを使って会社を作りました
その感想とレビューを行います
ちなみに当時はできるだけお金をかけないように、自力を心がけていました。
ぼくが困った部分と、助けてもらった業者についてなどもまとめておきます
そしてぼくは無知でしたが、調べてなんとかなりました(会社の運営の方が大変!)
会社を作ったきっかけ
とある金曜日の午後、知り合いの市議会議員さんから電話がありました
「市にプレゼンするデザインの仕事あるよ、締切は水曜日、絶対参加したほうが良い」
このころ僕はもう少しギラギラしていて、速攻「やります!」と答えました
実際のしごとの内容は、デザインというよりは、広告・企画・イベント運営というものでしたが、深く考えずまずは参加要項をみると…
法人じゃないとプレゼンに参加できないとのこと…
気づくと、最速で会社を作れる方法をネット検索で調べていました
金曜の15時過ぎ会社設立をスタート
というわけで、金曜の15時に会社設立の準備をはじめました。
設立の目標は水曜日。
それまでにプレゼンの資料も作らないといけません。
まずはプレゼン書類の提出のため、その頃仕事をしていたメンバーを集めつつ、ぼくはぼくで会社設立の方法を調べました
こうかくといきなり会社にしたように見えますが(したんですが)実際はそろそろ会社にしようと思った頃ではありました
freeeを使えば簡単に会社ができる?
freeeを使えば簡単に会社ができる
そう聞いていたのですが、いくつか必要なものがありました
まずは会社のはんこです。
しかしぼくが住んでいるのは田舎町なので、近所で作るとバカ高い…
しかも会社を作ろうと思った今日は金曜日。
じゃあネットで作ろう…と思っても、ネットで即日(しかも土曜日)には発送してくれるハンコ屋さんはなかなかありません。
そうやって調べること数時間…
調べてみて思った所は、ネットの印鑑屋さんは胡散臭い所が多い!
よくよく見てみると、ネット通販のハンコ屋さんって、運営元が怪しい店が多くて、「1週間経っても届きませんでした」みたいな店がたくさんあるんですよ。(外国から送ってきているのかな?)
で、見つけた所がここです
印鑑本舗
印鑑・はんこ・実印を即日作成、即日出荷|プレビュー機能付|印鑑本舗
ここはばっちり安心できます
土日も発送していて、良心的なお値段でした
※午前10時59分に注文して、19時に出荷されました
どうやら、ネット通販のハンコ屋という業界は、安心感ある場所に頼むのがいいみたいです(オススメ!と書いていてもサイトが消えていたり…)
ちなみに、後日作ったはんこは、急いでいなかったのでハンコヤドットコムで頼みました、有名なので1番安心できます
ここまでが土曜日。日曜日はプレゼン用の資料の作成と会社設立の準備をしていました。
定款の制作
月曜日には定款をチェックしてもらっていました。
freeeから出力される定款を公証人役場で事前チェックしてもらうと・・・いろいろと修正が必要とのこと。
なんだよfreee!!!!!
修正箇所は内容と改行だったりしたはずです・・・
改行や体裁についてはmネットで調べた所「公証人の性格にもよる」らしいです。公証人によっては許してもらえるところもあるらしいです
公証人に支払う金額は決まっていて全国どこでも5万円+諸経費なはずです
※これは2年前の話なのでfreeeが進化して、定款のおかしい部分が直っていることを期待します…
電子定款認証代行
紙ではなく、データで定款を保存する電子定款にしました
データのメリットは印紙代4万円が浮くことです(紙の定款にすると印紙代が4万円かかります)
自分で電子定款を作る時は、PDFに署名を入れたり、ICカードリーダライターが必要とのことでしたのでプロに依頼することにしました
いくつか電話して回った所、櫻ホームロイヤーズさんが親切そうでしたのでお願いしました
最初に電話したところでは「急ぎですか?うちは急ぎはやっていません」と言われてしまいました。たしかに・・・急ぎの仕事をしたくない気持ちはわかります。
櫻ホームロイヤーズでは。急ぎにもかかわらず丁寧に対応していただき助かりました
金額も5000円とリーズナブルです
電子定款5000円株式会社4000円!会社設立14800円!移転登記|櫻ホームロイヤーズ
※今freeeのサイトを見ると、電子定款の認証自体は自分でもできそうでした
電子定款の作成や認証はどうすればよい?会社設立の基礎知識 | クラウド会計ソフト freee
電子定款の認証の他に、櫻ホームロイヤーズにお願いした理由
電子定款の認証はPDFの作成が難しそう(ICカードリーダー&ライターの件など…)だったりするのですが、その他に
公証人からの「おまえ大丈夫か?」
という空気が怖かったんですよね。
定款も「不備のないようにしっかりやってくれ」という圧力に負け、困ったときに相談に乗ってくれそうな櫻ホームロイヤーズにお願いしました
実際、ぼくはマイクロソフトのWordを持っていないので定款の文章を整えるのに困って、費用をお支払いして櫻ホームロイヤーズさんにお願いしました
ここまでかかったお金まとめ(定款)
書類制作代1 櫻ホームロイヤーズ 5000
書類制作代2 櫻ホームロイヤーズ 2700
電子定款 51860
DAISO・CD-R 108
そして水曜日。会社設立しないといけない日。
そしていろいろな手続を終えた水曜日
あとは会社設立の本や、インターネット(freeeのサイトにも詳しく書いています)にのっとって、資本金を準備したり登記の申請書類を書くだけ。
当日はゆっくり、午前11時くらいに近くの法務局へ提出へ…
と思ったら、うちの近所の法務局、会社の登記ができないんです…
会社設立は今日中にしないといけないので、急いで札幌へ。同じく締切のプレゼンの資料は他のメンバーに任せることに…
なんとかギリギリ時間内に法務局にたどり着き、無事設立することができました。
田舎の方は気をつけてください。
会社設立freeeを使って会社設立するメリット
最後に「会社設立freeeを使ってよかったのか」をまとめていきます
上の画像のように、わかりやすく書いていくだけで書類ができるのは安心感がありました
freee上で作れない書類も「ここでもらってきてください」みたいな感じで親切に会社設立の流れをサポートしてくれます
なんせコンセプトが
5分で必要な書類を一括作成
会社設立手続きの手間を最小限に
ですからね
↑ガイドに沿って入力するだけと書いていますね
会計ソフトもfreeeを使っている
会社設立freeeにしてから会計ソフトもfreeeに変えました
クレジットカードも銀行口座も登録しています
また決算時は税理士の方にログインしてもらって、内容を確認してもらっています
freee公認の税理士に税理士アカウントでログインしてもらっています
(freeeを使っている税理士はfreee上で探せます、便利!)
>>無料体験あり会計ソフトfreee
※ちなみにITの個人事業主くらいですと、freeeの無料期間中に確定申告を終えれると思いますので、銀行同期しちゃってぱぱっと終えるのオススメです。
会社設立にかかったお金
会社設立にかかったお金をまとめると
合計 225,998円でした、内訳は以下。
法務局 150000
書類制作代1 櫻ホームロイヤーズ 5000
書類制作代2 櫻ホームロイヤーズ 2700
電子定款 51860
DAISO・CD-R 108
鈴木印房・印鑑 1360
交通費 4240
収入証紙 2200
収入証紙 550
印鑑 7,980
freee電子公告
「公告」とは、決算書類や合併情報を株主や国などに開示することで、株式会社は公告の義務があります。
これはfreeeの電子公告で掲載してもらいました。当時は年1000円でした。
今見ると年3980円でしたが、メールを探しても値上げの連絡は来ていないです。
会社設立にかかった日数
かかった日数は、金曜日⇒水曜日ですが、実質3日半くらいです
次やったとしても日数的にはできない範囲じゃないと思います
ちなみに法務局に書類を提出した日が設立日です、書類に不備があると戻される場合もあるはずです
その場合は設立日が変わります(だけど、ある程度は法務局で確認してもらえます)
まとめ
最後に、会社設立にあたって購入した本2冊を紹介します
買った理由など(経理担当、妻の)当時のメモも合わせて書いておきます
6冊以上をじっくり検討して2冊を買った理由
本を買って知りたかったことは、損をしない方法
具体的には、個人事業主では経費にならないけれど、法人では経費になるもの
役員報酬の金額の決定方法、年に一度しか変えられない役員報酬の目安などです
そしてこの2冊にはその理由が載っていました
・デザイン制作は自宅で行っており、個人事業主でなくても、自宅を事務所経費として計上する方法が載っていた
・利益や役員報酬の考え方について解説があり、納得のできるものだったから
・自分の報酬を多くして経費を多くするのか、自分の報酬をほどほどに抑えて、会社を大きくする方へ舵取りをするのか
・退職金制度、中小企業共済制度など、注目していなかったけど気になる部分も丁寧に説明されていた
どうして2冊にしたか
「個人事業を会社にするメリット・デメリットがぜんぶわかる本」→経費の説明が丁寧だった
「ゼッタイ得する 会社のつくり方はじめ方」→経営の考え方(報酬や経費について、会社をどうしたらいいのか方針がかわっていることを知った)
起業を応援する税理士の会が書いている
改訂新版 どっちがお得!?個人事業を会社にするメリット・デメリットがぜんぶわかる本
【新版】ゼッタイ得する会社のつくり方はじめ方(2018)
妻の思考メモも合わせてお送りしました