現役デザイナーのぼくがおすすめのデザイン本を紹介します。
デザインのトレンドやテクニックを学ぶには、webより雑誌のほうがおすすめです。
だって雑誌のほうが内容が作り込まれていることが多いし、ほら…webで探す情報ってそれが正しいか判断するのはユーザーじゃないですか。
それが大変でめんどくさい!
なので雑誌や本で勉強しましょってことで、
雑誌天国のKindle Unlimitedでおすすめデザイン本を紹介していきます。
最近、MDNを読むために入ったけど、他にもデザイン本やらマンガやらがあって幸せです
ちなみに読むのは、ipadとかのタブレットがおすすめです
Kindleの雑誌はスマホ、PCからだと読みづらくて、読む気がなくなりますからね。
iPadの出番ですよ、ほら、買ったけど意外と使わないよねipadって。
まずKindle Unlimitedとは
Amazon Kindleの月額読み放題のサービス。
ただしすべての本ではなくて対象の本のみです。
その対象の本が、サービス開始当初より減ったからみんな怒っているですよね‥
でも、まだまだデザイン本はいろいろあるし、月980円は安いよ、ほんと安い。
ち・な・みに、大量に本が減った!と言われていますが、デザイン雑誌はまだまだ良いのがありますよ!
だってほら、月刊MdNは過去の号も見れちゃうんすよ
月刊MdN 2014年 7月号から最新号まで読めます
ほら、星野源が表紙のこの号からKindle Unlimited読めます
〈2014年7月号の内容〉
対談 星野源×大原大次郎 復活シングル「Crazy Crazy/桜の森」を機に語る 一緒に創りあげてきたアートワーク
【特集1】西洋デザイン史萌え
【特集2】印刷を見すえたイラスト制作環境の最前線
月刊MdN 2015年7月号 絶対フォント感を身につける
この特集は「絶対フォント感」に憧れる人のための特集です。絶対フォント感とは、目にした書体が何かを言い当てられる能力。そんな能力が自分に備わったら楽しいと思いませんか? 無意識に見ているその文字の、その書体が情報として飛び込んでくる。日常世界が一気に拡張していくようなそんな感覚です。 今月のMdNは、特集との連動企画で「絶対フォント感を身につけるためのフォント見本帳」も付録で用意。記事を読んだら、見本帳を携えていろいろな文字を見て、一緒に「絶対フォント感」を身につけていきましょう。
話題になったフォント特集の号です。
Kindle版でも付録の小冊子(フォントの例がたくさんのってるやつ)も読めます。
ちなみに絶対フォント感は、こういうことをいうらしいです
その絶対フォント感を身につけるために、フォントの見分け方やトレンドなどを解説している号です。
フォントづくりのこだわりについて、長々と書いているような感じではないので(そういうのはぼくは苦手でした…)
フォントマニアじゃなくて、デザインが好きな方でもおすすめですよ
あと、スマートフォンで絶対フォント感を鍛える? フォント当てゲームに挑戦!という企画もよかったです
2つのフォント当てゲームに、さまざまな人たちに挑戦してもらいました!
登場するのは書体研究家の小宮山博史さん、アイドルグループ乃木坂46の伊藤万理華さん、クリエイティブチームCEKAI、ブックデザイナーの川名 潤さんの4組です。
月刊MdN 2016年11月号 絶対フォント感を身につける2
絶対フォント感。
それは目にした書体を即座に見分けられる能力。数ある書体を熟知し、微妙な違いを鋭敏に感じ取る、そんな卓越した文字認識力に憧れる人のため、昨年の大好評特集からさらなるバージョンアップをして帰ってきたのが、今月の特集「絶対フォント感を身につける。2」です。
しかし、この絶対フォント感、一朝一夕では身につきません。そこで特集と連動した付録として、665書体を収録したフォント見本帳を用意。特集と見本帳を合わせて読みながら、絶対フォント感を身につけていきましょう。
前のフォント特集から1年4ヶ月後、シリーズ続編もあります。
よっぽど人気だったのね!
フォント以外にも漫画の表現と、マンガのタイポグラフィの号やマンガの表現の号などMDNは楽しいよ〜
そのバックナンバーがKindleUnlimited読めるんですね、だからぼく、KindleUnlimited加入したんです。
あーーー、ここまで書いてちょっと一言いいですか!?
めっちゃワクワクしない?
過去のMdN読み放題なんて、楽しくなっちゃう…ほんとまじで
印刷の魔法をもう一度信じてみる?
誰かのブログやTumblr、さらにはpixivなどのWebサービスで
気軽にグラフィックやイラストを見られるようになったこの時代。
でもやっぱり印刷物でないと伝えられないことがある!いま印刷通販や同人印刷などが一般化したり、印刷自体にも
おもしろい手法が生まれたりで、「印刷」というもの自体が
どんどんポップな存在になってきています。この特集では、そういった時代の中で注目すべき
人気コミックや書籍のカバー、CDジャケットなど
さまざまな「印刷物」を紹介しながら、
印刷やデータの作り方の裏側に迫ります。
読んだ記憶ないので読んでみます!!たのしみー!
MdN以外のデザイン雑誌もあります
ブレーンの本
広告クリエイティブの専門誌『ブレーン』恒例の人気特集「アイデア発想法」と「話題のキャンペーン企画書公開」が1冊の本になった特別編集合本。前半では、トップクリエイターたちのブレスト法からノート術、デジタルツールの使いこなし方まで、その発想の秘密に迫る。後半では、話題の広告で実際に採用された企画書を収録すると共に、プレゼンのプロフェッショナル達がその上達方法を余すところなく語っている。
これこれ!KindleUnlimitedで見つける前にもう5回は立ち読みしました(そして最近近所の本屋からなくなりました)佐藤可士和、佐野研二郎だけじゃないですよ。
高須光聖さんのインタビューもあるんです、ダウンタウンの同級生で放送作家の高須さんですよ。
松ちゃんと長い間、放送室というラジオをやっていた高須さん。
その高須さんのアイデアの話が聞けるんです。
高須さんがラジオとかテレビとかに写っても「松ちゃんの聞き役として」というのが多いから高須さんが話す制作の話が聞けるのは嬉しい。
通常のブレーンもあります
たぶん、過去5ヶ月分がが見れるんじゃないかな。今5つ公開されています。
ブレーン 2016年8月号:トップクリエイターのすごい打ち合わせ
いい仕事の裏には、必ずいい打ち合わせがある。安定して優れたアウトプットを行っているトップクリエイターたちは、日々どのような打ち合わせをしているのか。チームのモチベーションが高まり、いいアイデアが引き出され、時間の無駄がなく、物事が大きく前進する。そんな打ち合わせを実現するポイントは何か。普段見ることのできないトップクリエイターの打ち合わせの現場に潜入、その方法論に迫ります。
ブレーン 2016年10月号拡散する時代 人を動かす表現はテレビCMに学べ
わくわくするなぁ。近所の本屋にはブレーンなんて置いてないし、過去のが見れるのが楽しすぎる
最新号もおもしろそう!
ブレーン2017年1月号 読者が選ぶブレーン広告グランプリ
フリーランスデザイナー必見のソトコトも
ソトコト 2016年 5月号 Lite版 [雑誌][Kindle版]
ローカルだからこそ、生まれる仕事!
ローカルベンチャーという言葉が表すように、地方での起業や仕事づくりが、ますます熱くなっています。
枠を超え、ほかの地域と連携し、ローカルから変わり始めた働き方の概念。ガレージの中に生まれた、新たなまちのたまり場、中山間地域に刺激を与えるローカルフードの店、地域に合ったデザインと編集を行う会社など、クリエイティブなバリエーションはさまざまです。「地方だから仕事がない」から、「地方だからこそできる仕事」の発見へ。その豊かさとポテンシャルに気づいた人たちが次々に、新しい地方での働き方を発信しています!
ぼくは正直、地域活動自体にそこまで興味があるわけじゃないけど、まず自分のため、そして地域のためになるのなら協力するというスタンスで役所に通ったりしております。
ソトコトはまさにそんな雑誌。
デザイナーが居ないと絶対こういう活動はできないですよね。
おしゃれやなー
ソトコトも、2014年の号までさかのぼって見れます
地域ブランドクリエイターズファイル
これも散々立ち読みして買ったんですけど、Kindleで読めます。
色んな地域で行われている活動はデザインが大事なんですよね。
成功している地域のデザインが見れて勉強になります。
地域ブランディング実例集もある!
これから地域を盛り上げるのはぼくたちの世代ですし、その中でデザイナーって絶対に必要な役割ですからね。そんな事例集です。
勉強になりますよ
デザイナーが読んでんでしょ Casa BRUTUS (カーサ ブルータス)
OMORROW’S HOUSE
ライフスタイルの天才たちに学ぶ!
住まいの教科書このたび、おかげさまで創刊200号を迎えた『カーサ ブルータス』は、これまで取材で出会ってきたセンスのよい方たちの家を訪ね歩きました。住まいとはその人の暮らしにまつわる思想や世界観が最も凝縮された空間、ライフスタイルの天才たちのエッセンスを学べる最高の教科書だからです。
みんな読んでるでしょ、ブルータルとペンとか。
それは読めないけどカーサブルータスなら読めます。
だいたいおしゃれなソファーのこととか書いてる雑誌です
Illustratorの勉強本も!プロの現場で使われているIllustratorの「超速」テクニック
この辺は、すごいおすすめというわけではないけれど、まあただで読めるのなら良いかなーと思います…
Illustrator(デザイン編)
こちらも上と同じく‥(表紙のデザインがね…ダサいよね)
Pen+ならあったりして
KindleUnlimitedでは通常のpenは読めませんが、pen+は読めますよ。
「ロゴマークを軸とした展開。」が特長のグラフィックデザイナー永井弘人による、「日常とデザインの間口を拡げる雑文集。」
デザインのことを書いた本かと思いきや、わりとコラム…‥こんなコラムが載っています…
「ちょっとしたお金の話。」 2013.9.13 より
公園のトイレに入ったら、壁に、「金は愛の力に勝ることができない。
しかし、金の力を借りなければ、愛を継続することができない。」
という落書きがされてて、なるほどぉ……と、
ぼんやりしながら用を足していたら、少し手にひっかけてしまったよ。「スッパイ好き。」 2013.9.24 より
ひっさびさにミカン食べた。この時期のはまだスッパイ。
スッパイもの全般が好きだ。だから、緑色ミカンは僕の胸をときめかせる。
どんだけスッパイのかな〜わくわく………スッパ! ここまで求めてねーよ!
その後の水が最高ですね。「ワイン。」 2013.10.22 より
カジュアルリッチをコンセプトとした焼肉店、を経営される方。
お店に出すワインをどのように選定するか、というお話し。
味? 産地? 価格? いやいや、ちがうよ。パッケージ、だよ。
テーブルの上に置かれた際、最も映えるポイント。
選定する時は、まずパッケージデザインを見た上、篩にかけ、
その後、味・価格のバランスを精査するのだとおっしゃった。
第一印象って大事。その奥に潜む品も大事。
すべての仕事はクリエイティブディレクションである。
これはもともと読みたかったやつ!!(これから読む)
デザイナーになりたいキミへ。僕が、デザイナーになる前に知りたかったコト。: オシャレ? カッコイイ? 入るまで 知らなかったガチでトホホなデザインの現場
さっき見つけたこの、おもしろそうなこんな本まで読めるのがKindleUnlimitedちゃん!
まとめ まだまだデザイン系の本はあるよKindleUnlimited
サービス開始当初はWeb Designing、+DESIGNINGなど高額で田舎町には売っていない本があってもっとお得だったKindleUnlimited。
まだまだデザイン系は読みたい本がたくさんありましたよ、ってか読みきれないくらいです。
そして、いつか+DESIGNINGがKindleUnlimitedで復活しないかなーと思いながら今日もトイレで本を読んでおります!
Web Designing
+DESIGNING
2017-01-16追記 +DESIGNING復活してます!バックナンバーまでUNLIMITEDで読めます