デザイナーのベーコン(@dogdog464646)です。
ベーコン
札幌在住のグラフィックデザイナー。
著書 レイアウト・デザインの教科書(SBクリエイティブ)
犬のYouTubeは登録者11万人超え、2024年も音楽制作をやっていきたい、あとデザインブログもね。
Adobe MAX2023出演、Canva公式クリエイターだよ!月30個くらい無料で使えるデザインテンプレ作ってるよ!
BenQ デザイナーモニターPD3225Uを使わせてもらいました!
ついに僕の求めてた機能もアップデートされ、デザインの仕事がしやすいモニターだと思いました。
デザイン・動画・音楽クリエイターなどプロ&プロを目指している人向けのハイスペックモニターです。詳しく紹介していきますね。
BenQ デザイナーモニター PD3225Uの特徴
デザイナー向けの高品質な31.5 型ワイド / ノングレア・ IPSのモニターです。
4K UHDで、工場出荷時の個別キャリブレーションされているなど高画質、高品質なのも大きな特徴ですが、使い勝手も最高なんです。
このモニターは高機能すぎて、書ききれないほどの特徴があるのですが、ひとまず僕の気になった機能
と不便を感じず使えること事態が嬉しい!という機能の感想をまとめていきます。
すべての機能は公式サイトをみてもらうとして、大きく分けて3つご紹介します。
①PD3225Uの高画質と使いやすいさ
まず思ったのは、画質がいいし信頼できるモニターだということ。
4K UHD(3840 x 2160)の画質を最初見た時は「ウワッ」とびっくりするはずです。
と、言っても毎日使ってると慣れてなにも思わなくなるんですが、たまにフルHDのモニターを使ったあとにPD3225Uを使うと画質の良さにびっくりします。
色の精度
PD3225UはBenQのシリーズの中でも「正確な色再現を可能にするAQCOLORシリーズ」です。
※AQCOLORシリーズとは、プロフェッショナル向けのカラー標準に対応するため、正確な色再現、キャリブレーション、認証カラーのコンビネーションを有するプロ向けのシリーズ。
工場出荷時の個別キャリブレーションされていてプロ仕様の厳密な色精度が保証されています。
僕たちのグラフィックデザインの仕事だと「印刷するとわかるけど、モニターではわかりづらくてデザインに迷う」が確実に減るモニターです。
M-bookモードというMacBookの色味に合わせるモードもあり、いつもの作業環境(MacBook)とかなりの精度で色味を合わせることが出来ます。「Macと外部モニターの色味が合わない」と悩んでいる方はおすすめです。
その他、映像制作、アニメ制作などシビアに色を確認したい現場でも使われています。
・Display P3/DCI-P3 98%、Rec.709/sRGB 99%カバー
・VESA DisplayHDR 400 対応
・輝度ムラ補正技術
などなど、詳細は公式サイトにも詳しく説明があります。
②Thunderboltハブにもなるモニター
PD3225UにはThunderbolt 3端子があります。
見た目はよくあるUSB Type-Cの端子なのですが、Thunderboltにも対応しています。
モニターとMacBook Pro/Airをつなげるだけで85W供給できちゃうのも便利です。
しかも充電も速いです。Thunderbolt 4 ケーブル(約 1.0m)が付属しているのも嬉しいです。Thunderbolt 4 ケーブルって買いに行くとどれかわかりづらいしかなり高いよね。
あと個人的にうれしいのがThunderboltが対応したことにより、Thunderbolt専用のオーディオインターフェースがケーブル一本でつなげるようになりました。
音楽業界の自宅利用での定番であるUNIVERSAL AUDIO ( ユニバーサルオーディオ ) / APOLLO TWIN X。
こちらThunderboltで接続なのですが、今までは外からMacBookを持って帰ってきて
・モニターをつないで
・APOLLO TWIN Xを繋いで
と2つのケーブルをつなぐ必要ありました。
※APOLLO TWIN Xにははマイクだけではなくスピーカーにも繋がっている
僕は家の中でもMacBookを持って移動することも多いので、1本のケーブルで
・モニター接続
・充電
・スピーカーの接続
これらができちゃうのがいいなと思います。
かなりQOLが上がっていると感じます。
充電もスピーカーも繋げるのがめんどくさいわけじゃないんです。でも2本のケーブルを繋げるって「気合が入っている時」だけなんですよね。
モニターは仕事をするのに便利なのでよく繋ぎますが、スピーカーや充電はついつい後回しにしちゃいがちなので、自動的につながるというの僕の中でかなりポイントが高いです。
絶対に必要じゃないけど便利になる、つまりQOLが上がっているという感じです。
Thunderboltのハブ
もちろん、Thunderboltのハブも検討していたのですがなかなか高額かつ、安定性が気になりどれを買えばいいのだろうとずっと思っていました。
今回モニターにThunderboltハブがついているようなものなので、本当に便利です。これからUNIVERSAL AUDIO ( ユニバーサルオーディオ ) / APOLLO TWIN Xを使ってるミュージシャンの自宅スタジオにはこのモニターが導入されていくのでは…と予想しています。
サイドにあるUSB端子も便利
モニターの後ろだけではなく、横にもついているUSB端子が便利です。
ただし普段づかいで接続しておきたい周辺機器は、裏の端子に挿しておくのが便利です。
僕の場合は音楽用のMIDIキーボードを後ろに挿しています
外付けHDDが必要な時は、横のUSB端子を使用しています。
③見た目と細かい気遣い
見た目もなかなか気に入っています。
今までもBenQさんのモニターを使ってきましたが、今回の色いいですね。
本体のカラーはグレーです。嫌なテカリのあるシルバーではなくて高級感のあるグレーという感じでかなり好印象です。普段黒を選んでる方にも試して欲しいおしゃれな色です。比較してみると、フレームも前モデルより小さくなったみたいです。
VESA規格(100 x 100 mm) にも対応していますのでモニターアームも使うことが出来ます。(前回最初からモニターアームのモデルがあって、そのBenQのモニターアームが動きがヌルヌルで品質が高くスムーズで良かったのでPD3225Uのアームモデルが出るといいのですが…)
最後に
BenQ デザイナーモニターPD3225Uはハイスペックのデザイナー/クリエイター向けモニターでした。
使ってみてまだ1ヶ月ですが、「毎日最高」というよりは「困ったことも違和感もない」という最高の道具です。
たまに使うモニターを回転させる機能(病院の診察のときに見る縦型モニターのように)は縦長のチラシを作る時に便利だし、もしMacが増えた時はKVMスイッチも便利そうです。
KVMスイッチ(パソコン切替)機能は2台のPCで作業するときに、キーボード・マウスが共有で使える機能。
専用コントローラーで2つの異なるカラーモードを切り替えたりと、クリエイターに必要な機能をすべて盛り込んだモニターという感じでしょうか。
ひとつデメリットを言っておくと、スピーカーはまあそこまでのものではないという感じでしょうか。
でもこないだ期待せずにゲームするときにモニターから音を流してみたけれど、あまり違和感はないな…という感じでした。昔のモニターよりはいい音だとも感じています。ここには期待です。
とは、ついにここまで来たか…というハイスペックのモニターなのは間違いありません。
映像や音楽をつくる人が、Thunderboltのオーディオインターフェースを使いたいためにこのモニターを買う未来が見えます…!!
▼PD3225U製品情報はこちら
https://bit.ly/3Ve0cPe
▼モニターの選び方や接続方法などMac向けデザイナーモニターシリーズ詳細はこちら
https://www.benq.com/ja-jp/campaign/monitor-for-mac.html
追記:1ヶ月使った感想
31.5〜32インチのモニターは仕事で使いづらいという人がいますが、僕にはデザインの仕事をしやすく感じます。
多分32インチでデザインをし辛い方は、デスクの奥行きが足りないのではないでしょうか?
大きいモニターを使うと便利ですが、デスクの奥行きが必要です。
27インチのモニターを使うには最低65cm、できれば奥行きが70cmのデスクを使いたいところです。すごく場所を取りますけどね。
相変わらずカフェでMacBook Airのみで仕事をして、家に帰ったあとPD3225Uに接続する生活をしています。モードはM-bookモードで、自動で急速充電されて非常に快適な生活を送っています。