デザイナーのベーコン(@dogdog464646)です。
ベーコン
札幌在住のグラフィックデザイナー。
著書 レイアウト・デザインの教科書(SBクリエイティブ)
犬のYouTubeは登録者11万人超え、2024年も音楽制作をやっていきたい、あとデザインブログもね。
Adobe MAX2023出演、Canva公式クリエイターだよ!月30個くらい無料で使えるデザインテンプレ作ってるよ!
明日までのデザイン解説系本の半額セール。
覗いてみたら山程あって紹介しきれないので3冊に絞って、これだけ買っておいて!ってのを紹介するね。
>>Kindle本 新年度応援キャンペーンのデザイン系のリストはこちら
①タイポグラフィの基本ルール ―プロに学ぶ、一生枯れない永久不滅テクニック
文字加工の本。この本ってデザイン学んでいく時に絶対必要だと思っちゃうんだよな。
教科書みたいな表紙だけど、教科書よりは雑誌っぽい図の多さで「助かります〜」って思った記憶があります。
Kindle版ではない紙の本がすごく高いのでKindleを買うしかない。
この本のために13インチのiPadが欲しくなった、そのくらいこの本好き。
②配色デザイン良質見本帳 イメージで探せて、すぐに使えるアイデア集
配色の本だけど、配色の本として使う以上の価値がある本。
掲載されてるサンプルデザインが絶妙にクオリティが高いんですよね。
以下、これを読んだばかりの時のテンションの文章です。
この本を開くと最初にこう書いてあります。
●本書の対象読者
1.配色デザインのアイデアが見つからない方
2.配色デザインの制作に自信が持てない方
3.クライアントと打ち合わせする際に方向性となる見本が欲しい方
たしかに、たしかにそうなのかもしれないけど、僕が一番最初に思ったのは掲載されてる300点以上のデザインのレベルが高すぎない?ということでした。
真似したいデザインがたくさん集まっていて、その配色の秘密をプロが解説してくれるのが嬉しいです。
そして「本書の対象読者」の2番目「配色デザインの制作に自信が持てない方」はどうやってこの本を使うかと言うと
この本に書いてある「デザイン事例の配色解説」で使われている言葉、使われている表現を勉強するのがいいと思うんです。
例えばポスターのデザインで
・女性らしさを表現するピンクと黄色を使っている
・写真を使うことで「ポスター内の人と目が合って」気になってしまう心理効果
これ、そのまま自分のデザインの時に使えばいいんです。
・お客さんに「今回は、この正面を向いた写真をつかって目が合い気になる心理効果を使いましょう」とか
・○○という配色は女性らしさを感じさせる配色ですとか
こうやって自分の中で、デザインパンチラインを増やしていくのがよいと思うんです。
※パンチライン=印象的なフレーズ、言い回し
ただ、ひとつだけ悲しいのが、Amazonの立ち読みでは最初の基本編しか読めません。
楽しいのはそのあとの「事例を徹底解説」みたいな箇所です
③クイズ de デザイン 解くだけで一生使える知識が学べる!
上ではタイポグラフィと配色(デザイン言語化)みたいな中級者向けを紹介したけど、初心者向け、未経験デザイナー向けならこれですね。ingectar-eさんの本にハズレ無し。
ハズレ無しって書くと他の人がハズレあるみたいな書き方になっちゃう。なんていうの?ingectar-eさんの本ってハズレ無しじゃなくてどれも大当たり感があるのよね。「デザインをわかりやすくかっこよく教える」がすごすぎるといつも思っています。
▼ingectar-eさんの新作
あるあるタイポ。誰でもできる文字加工のデザイン集
これまだみてなかった!ingectar-eさんの新作ね、今から買います!
買った!
ここからおまけ 入れるか迷ったすばらしい本たち
3選じゃ収まらない、どうしよ。
とりあえず10刷・3万部突破のレイアウト・デザインの教科書もよろしくお願いします!
結構高いのに3万人の人に買ってもらえるデザイン書って少ないらしいんです、中身見て「これだ!」って思ってくれた人が多いからこそだと思います。ありがたいです。うれしい!
自分の本を入れるのあれだから、メルカリのリンクも貼っておこうか?
レイアウトに特化したデザイン書です。
配色やフォント、色々あるけどまとめて覚えるとなにも身につかないことってありませんか?
そういうときは、まずレイアウトを覚えよう!一つずつ練習すればデザイン力が身につくよって本です。
タイプによっては合う、デザインを学ぶ2刷
この2冊はデザイン関係の仕事のときにすごく読みました。
なるほどデザインや、クイズ de デザインのような雰囲気じゃなくて、もっと順番に勉強をしたいんだ!ってタイプにはあっていると思う。
普段非デザイナーの方に「どんなデザイン書持ってますか?」と聞くと、このデザイン入門教室の確率が以上に高い気がする。
デザイン入門教室
▼これもすごく読んだ
デザインの基本ノート 仕事で使えるセンスと技術が一冊で身につく本
最後3刷
鬼フィードバック デザインのチカラは“ダメ出し”で育つ
鬼フィードバック、昔のトラウマが蘇りそうで怖くて読めなかったんだよね。
鬼のような上司だったら怖いじゃん。
でも鬼のような上司の本じゃなかった、鬼のように制作物を作れって本だった。
鬼と戦う本じゃない、自分がデザインの鬼になる本だ。(でも、ダメ出しの耐性がつく!って大きく書いてるけど)
エンタメとしても最高な本だし、リアルなダメ出しなだけあって細かい。
実際修正って細かいのが当たり前なんですよね。そこが表現されてるのも非常に最高になるなと思いました。
イラレ職人コロが教える飾りのデザイン Illustratorのアイデア
アピアランスの神の犬コロさんの本。
必須じゃないけど、あると便利な技術が詰まっている本。と思っていた。
改めて読んでみたら、応用だけど、この技術を中級者の人が改めて学ぶことで普段の作業が何杯も早くなったりすることに気づいた。
基本能力を上げることで応用力が何倍も上がるみたいな感じ。
やってみるか…!
配色アイデア手帖
売れに売れてる配色本、美しい。
使いみちが難しい所もあると思っているけれど、みてるだけで楽しいって話も聞く。サンプルをみて判断して欲しい。
まとめ
こういう記事を真面目に書けば書くほど、知らないことの多さに一瞬元気がなくなります。
全部知ってるのが一番偉いわけじゃないし、一番仕事できるわけじゃないよな!と自分を励ましながら自分が好きな技術を伸ばすために、さらに勉強していきたいなと思いました。
もちろん足りない部分を伸ばすのもいいよね、たった千円くらいで「知らない」→「知ってる」に変えることでさ、あの気まずい時間を無くせるんだもの。
気まずい時間とは…
先輩「○○○○なんだけどさあ」
自分「あ…(うーん、知ってるふりしようかな、どうしよ)あれですね…」
みたいな時間のことです、地獄〜!